2017年6月28日(水) 19:00-21:20 ※定員に達したためお申込受付は終了致しました。
※ 本イベントは終了致しました。
毎回ご好評をいただいているJSAA OPEN SEMINARの次回開催が6月28日(水)に決定いたしました。Vol.5にあたる今回は「サッカー」をテーマに魅力的な講演をご用意しております。
サッカーにおけるパフォーマンスデータは現在、シュート、パス、ポゼッションといったプレーデータだけではなく、トラッキングシステムによる選手の位置データが取得できるようになりました。一方で、膨大かつ多様になったデータの解釈や活用、そして戦術利用については進んでいるとは言いがたく、開拓の余地があります。
今回、日本スポーツアナリスト協会では、サッカーとパフォーマンスデータに精通した有識者と一緒に分析の新たな可能性について来場者の皆さんと考えていきたいと思います。
■プログラム
[19:05~19:35]
「サッカートラッキングデータのチーム戦術への利用可能性について」
加藤 健太 氏(データスタジアム株式会社)
[19:35~20:05]
「サッカーをデータで深く理解するポイント」
西原 雄一 氏(スポーツアナリスト)
[20:05~20:50]
「パネルディスカッション:サッカーにおけるパフォーマンスデータの可能性」
加藤 健太 氏(データスタジアム株式会社)
西原 雄一 氏(スポーツアナリスト)
岩政 大樹 氏(東京ユナイテッドFC選手兼コーチ、東京大学運動会ア式蹴球部コーチ)
モデレーター:永野 智久 氏(&SPORTS 代表、慶應義塾大学非常勤講師)
[20:05~20:50]
「質疑応答」
※講演内容については一部変更となる可能性もございます。
加藤 健太 氏
データスタジアム株式会社 フットボール事業部 アナリスト 加藤健太
1981年生まれ。東京大学卒業後、システムインテグレーターにてSEとして官公庁向けシステムの開発に従事。その後、ITベンチャー企業にてモバイルWebサービスの開発に従事。技術開発の責任者としてプロジェクトマネジメント、技術者の採用/育成、新規サービスの推進などを行う。 2014年1月にデータスタジアムに入社。現在はチーム向けに提供する分析データや分析用ソフトウェアの作成/提供、各種データの管理および分析用データの抽出/生成などを担当している。また、フットボール事業部アナリストとしてより深いサッカーのデータ分析やパフォーマンス評価を行うために、各種データやテクノロジーとの連携に取り組んでいる。
西原 雄一 氏
スポーツアナリスト
2013年10月にブログ「nishi19 breaking news」を開設し、川崎フロンターレ、名古屋グランパス、サッカー日本代表の試合分析記事を執筆。2016年からは、日本スポーツアナリスト協会の広報活動をサポートしている。
岩政 大樹 氏
東京ユナイテッドFC選手兼コーチ、東京大学運動会ア式蹴球部コーチ
1982年1月30日、山口県大島郡周防大島町生まれ。 山口県立岩国高校卒業後、2000年に東京学芸大学教育学部・数学科に入学、蹴球部に所属。2004年、大学卒業後に鹿島アントラーズに入団、同シーズン後半からレギュラーに定着。リーグ優勝3回、ヤマザキナビスコカップ優勝2回、天皇杯優勝2回に貢献し、自身もJリーグベストイレブンに3度輝く。 2014年、10年在籍した鹿島を退団し、タイ・プレミアリーグのEECテロ・サーサナへ完全移籍し、リーグカップ優勝に貢献。2015年、ファジアーノ岡山に移籍し、移籍初年度よりキャプテンを務める。 2017年、関東1部リーグの東京ユナイテッドに選手兼コーチとして加入。また、東京大学ア式蹴球部コーチに就任。 2010年のFIFAワールドカップ・南アフリカ大会メンバー、2011年のアジアカップ優勝メンバー。 国際Aマッチ8試合出場。
永野 智久 氏
&SPORTS 代表、慶應義塾大学非常勤講師
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科にて博士号(学術)を取得。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にて10年間教員を務め2015年10月より現職。研究室からはJリーガーも輩出。専門はスポーツ心理学、人間工学。「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。これまでNHKのスポーツサイエンス番組も多数監修(ミラクルボディー「スペイン代表編: シャビとイニエスタ」のプレーや「中村俊輔選手の卓越した戦術眼」を科学的に分析)。またいくつかの大学にて「スポーツのデータサイエンス」という講義を担当し、スポーツアナリティクスの教育活動にも従事。日経ビジネス、yahoo!ニュース個人(スポーツ)、サッカー専門誌にも分析記事を寄稿。