2025年6月29日(日)にAWS Japanオフィス 目黒セントラルスクエアにて、『Sports Analyst Summit 2025〜競技を越えて共に学ぶ、分析の最前線〜』を開催しました。Sports Analyst Summitは、競技・種目の枠を越えてスポーツ界におけるアナリストが集い、 現場の最先端の知見を共有し合う新たな交流プラットフォームです。記念すべき第1回は、約50名が集まりハンドボール、ラグビー、バスケットボール、バレーボールの各トップリーグ所属アナリストやコーチからの情報提供の他、AI活用に関する海外事例をご紹介いただきました。
■登壇者
・バスケットボール:岩部大輝氏(アルバルク東京)
・ハンドボール:髙橋豊樹氏(トヨタ車体ブレイヴキングス刈谷)
・ラグビー:宮尾正彦氏(東芝ブレイブルーパス東京)
・バレーボール:上原伸之介氏(SAGA久光スプリングス)
・AI活用/海外事例:山口賢人氏(AWS Japan)

トップバッターを飾ったのはアルバルク東京の岩部大輝氏。Bリーグのシーズン中どのようにデータを活用し、選手たちにどう伝えているのか。外部にはなかなか出せない、実際の分析データを用いた貴重なプレゼン資料を交えてご紹介いただきました。
続いてのセッションは『AWSクラウドで実現するスポーツ アナリティクスの進化 : データからストーリーへ』と題して、AWS Japanの山口賢人氏が登壇。F1、サッカー、NFLなどの事例をもとにAIを活用したビデオトラッキング技術や生成されるデータの活用方法を説明いただきました。

その後も事例紹介が続き、ラグビーは東芝ブレイブルーパス東京の宮尾正彦氏、バレーボールはSAGA久光スプリングスの上原伸之介氏、ハンドボールはトヨタ車体ブレイヴキングス刈谷の髙橋豊樹氏が登壇。各講演後の質疑応答まで、白熱の議論が続きました。




日本スポーツアナリスト協会(JSAA)は、今後も『Sports Analyst Summit』や『SAJ(スポーツアナリティクスジャパン)』を通じて、データを活用してよりスポーツを深く理解してもらうための活動を続けてまいります。今後のJSAAの活動にご期待ください。