スポーツアナリティクスジャパン2022

2022年3月26日(土)
CIC Tokyo(現地) + オンライン

更新情報

アーカイブ視聴は4/30(日)まで。お申込み受付中!

SAJ2022全スピーカーを公開!タイムテーブルを更新しました!

第6弾スピーカー情報!バスケットボール女子日本代表恩塚亨HC、MIT SSAC創設者Jessica Gelman氏らの登壇が決定!全22セッションのタイムテーブルを公開しました!

第5弾スピーカー情報を公開!東京オリンピック・フェンシング男子エペ団体金メダリストの宇山賢氏も登壇!スポーツビジネスのトップランナーたちの登壇も続々決定しています!

野球界からは里崎智也氏、斎藤佑樹氏、サッカー界からは西野努氏と豪華スピーカーが続々決定!

第3弾スピーカー情報を公開!Pick Up Analystにも登場した木下倖一氏、藤原稜氏ら現役スポーツアナリストの登壇も続々決定!

第2弾スピーカー情報を公開!FCバルセロナにてゲーム分析責任者を務めていたRaul Palaez氏の登壇が決定!

第1弾スピーカー情報を公開!ドライブライン・ベースボール創設者Kyle Boddy氏の出演が決定!

SAJ2022 特設サイトを公開しました。

Theme

DEPLOY & BOOST 失ったものを数えるな。残されたものを最大限生かせ。
By ルートヴィヒ・グットマン博士

2013年9月ブエノスアイレスでの「TOKYO」のアナウンスから丸8年。日本におけるスポーツ機運の高まりはひとつのピークを迎えました。コロナウイルス感染拡大の影響で、海外からの観客受け入れの機会は断たれ、ほぼ無観客での開催となった東京2020大会。世界が困難に直面したタイミングで開催された大会は、スポーツという枠を超え、日本が再び注目される機会となったことは間違いありません。

世界中がレジリエンスの象徴と捉えた大会。1年の延期を経てもなお、世界最高峰のパフォーマンスを魅せたトップアスリートたちの姿は、停滞しながらももがき、一歩ずつ前進して来た社会に勇気と希望を与えるものでした。

2021年、私たちの目の前にあった現実は、8年前に描いた通りの未来ではなかったかもしれません。一方、この先の未来は再び自らの手で掴むしかありません。

今回のテーマは「DEPLOY & BOOST」。パラリンピックの父と呼ばれるルートヴィヒ・グットマン博士はかつて「失ったものを数えるな。残されたものを最大限生かせ。」という格言を残しました。これまで積み重ねて来たものを、リブートするでも、アップデートするでもない。素直に現実を直視し、これからの未来に向けて私たちの資源をいかに展開・配置(DEPLOY)し、ブースト(BOOST)していくのか。そんなことを皆さんと考えていきたいと思います。

FEATURES

MIT Sloan Sports Analytics Conferenceの日本版を目指して、各競技の現場で活躍するアナリスト集団『日本スポーツアナリスト協会(JSAA)』が立ち上げ、2014年に産声をあげた『スポーツアナリティクスジャパン(SAJ)』。

パフォーマンス向上、ファンエンゲージメント、マーケティングとスポーツ産業のあらゆる局面でその存在感を示しつつあるアナリティクスは、日本における現存のスポーツ産業の仕組みを抜本的に変革する「ゲームチェンジャー」になり得る存在です。

8回目を迎える今回は、SAJ史上初となるオンサイトとオンラインのハイブリッド開催を予定しています。充実したセッションをお届けすると共に、それそれの利点を生かしたインタラクティブなやりとりも取り入れ、今年も皆さんと新たなアイデアが生まれる場をつくっていきたいと思っています。

01

期待を裏切らない充実のセッション

ハイブリッド開催となるSAJ2022では、スポーツアナリスト(パフォーマンス向上)に根ざしたコンテンツを提供する"ANALYTICS TRACK"、テクノロジーやデジタル全般のトレンドを追う"INNOVATION TRACK"の2トラックをCIC Tokyoにて進行・配信予定。スポーツアナリティクスに特化した唯一のカンファレンスとして、今年もここでしか聴くことが出来ない尖ったコンテンツを提供していきます。もしかしたらオンラインでのボーナストラックの出現もあるかも!?

02

ハイブリッド開催ならではの
インタラクティブなネットワーキング

人と人との繋がりが生まれる場所であることはSAJの真髄でもあります。完全オンライン開催となった昨年から一歩前に踏み出し、ハイブリッド開催となる今回は先着100名様限定での現地開催あり。会場となるCIC Tokyoにお越しいただく方々には、より深いネットワーキングが出来るプレミアムな空間を提供します。また、1000名規模の参加者を見込むオンライン上でもインタラクティブに意見交換が出来る仕掛けを考えています。

03

SAJ2022終了後の
アーカイブ動画アクセス権

「2トラック両方見たいのに同時配信だから片方しか見れない!」という方のために、チケット購入者の方にはSAJ2022本編終了後1ヶ月間2022年4月30日(日)までSAJ2021のアーカイブ動画へのアクセス権を付与致します。当日、急用で見逃してしまった方、後から復習したい方も是非ご活用下さい。もちろん当日ご予定があってリアルタイムで参加できない方、アーカイブのみのご視聴も大歓迎です!

SESSIONS

OPENING SESSION

オープニングセッション DEPLOY & BOOST 〜東京からパリへ・女子バスケ日本代表の挑戦〜

東京2020大会で日本バスケットボール界に初めてのオリンピックメダルをもたらした女子日本代表。約15年前、『日の丸を着ける仕事がしたい』とアナリスト(ビデオコーディネーター)として自費での代表チーム帯同を志願した経験を持つ恩塚氏が、東京2020大会ではアシスタントコーチとして銀メダル獲得を支え、そしていよいよヘッドコーチとしてパリ2024大会でのさらなる躍動へと導きはじめた。 東京大会で勝ち取った史上最高の成果・レガシーから、どのようにDEPLOY(展開・配置)し、パリ大会に向けてさらにBOOST(強化)していくのか、未来に向けた戦略について語る。

恩塚 亨

公益財団法人日本バスケットボール協会 バスケットボール女子日本代表ヘッドコーチ

事前収録での参加

プロフィール詳細

ナビゲーター

渡辺 啓太

日本スポーツアナリスト協会 代表理事

プロフィール詳細

INNOVATION TRACK

データ活用で、「超」効率的トレーニング実現へ。

運動中に皮膚から出る汗に含まれる乳酸値を測定し、「疲れ」を可視化する世界初の技術、「汗乳酸センサ」を軸としたサービスを提供するグレースイメージング。スポーツ庁主催のアクセラレーションプログラム「INNOVATION LEAGUE」において、ジャパンサイクルリーグと行った自転車選手による実証実験をとおし、効率的トレーニング実現にむけたバイタルデータ活用の兆しを発見しました。本セッションでは、当事者メンバーによる実証概要のシェア、そして、汗乳酸値がベースのバイタルデータを活用したトレーニングや、新たな観戦体験への活用など、ディスカションをお届けします。

中島 大輔

株式会社グレースイメージング 代表取締役

プロフィール詳細

池田 一昭

株式会社グレースイメージング マネージングディレクター 新規事業担当

プロフィール詳細

犬伏 真広

一般社団法人ジャパンサイクルリーグ  発起人・理事長

プロフィール詳細

モデレーター

大曽根 一平

株式会社電通 プロデューサー

プロフィール詳細

INNOVATION TRACK

浦和レッズの3年計画の現在地とテクノロジー活用のリアル

2020年から新体制で「3年計画」を打ち出したJ1、浦和レッドダイヤモンズ。その2年目となる2021シーズンは、天皇杯優勝、ACL出場権を獲得した。さらには、北欧からの選手の獲得や、様々なテクノロジーの導入や人材の採用など次々に新しいチャレンジを行っている。本セッションでは、テクニカルダイレクターとして「3年計画」の策定と実行を牽引してきた西野努氏が、実際に直面したテクノロジーの導入時の課題、成果について語る。

西野 努

浦和レッドダイヤモンズ テクニカルダイレクター

プロフィール詳細

ナビゲーター

高林 諒一

Hudl Country Manager, Japan

プロフィール詳細

INNOVATION TRACK

アナリティクス導入で「体育」の楽しさを作れるか? ~小学校教育×ICT事例から考える~

運動能力も思考力も興味度も集中度もバラバラの子どもたちを対象とする小学校体育教育の現場。レベル感が近いメンバーによる部活やクラブチームとは違った課題を抱える環境に対して、アナリティクスは何ができるのか、何を期待できるのか? 現役の小学校教諭2名がいままさに試行錯誤している事例から、体育の授業で運動能力だけでなく、観察力、分析力、表現力が育ち、「運動(スポーツ)は楽しい」が生み出されている背景を紐解きます。

大橋 太郎

さいたま市立沼影小学校 教諭

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小溝 拓

千葉県柏市立柏第八小学校 教諭

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丸井 剛

株式会社SPLYZA セールスチームマネージャー

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モデレーター

森永 真弓

博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 上席研究員

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INNOVATION TRACK

スポーツDXで多様化するファンエンゲージメントの未来

北米を中心にスタッツを用いた「ファンタジースポーツ」がアナログの時代からファンの間で親しまれ、ウェブによって更に広まった。昨今ブロックチェーン技術を用いたNFTがアート業界を席巻し、スポーツの世界でも北米ではNBAやNFLで、欧州ではSocios.comなどのサービスが登場し、新たな経済圏が生まれている。スポーツの楽しみ方も多様化しつつある今、 データがどのように活用され、エンタメとしてのスポーツはどこに向かうのか?本セッションでは、スポーツDXが齎す新たなファンエンゲージメントと市場規模的な可能性について、NFT、ファントークン、スポーツベッティング、ファンタジースポーツの第一人者たちに伺う。

園部 健二

パシフィックリーグマーケティング株式会社 執行役員 事業開発本部本部長

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松尾 勉

株式会社サイバーエージェント 渉外室 ゼネラルマネージャー

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元木 佑輔

Chiliz/Socios.com Marketing and Communications Executive - Japan

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モデレーター

岩城 農

株式会社マイネット 常務取締役

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INNOVATION TRACK

「VR+センシング」の活用で野球選手のパフォーマンス向上を目指す

これまで打者のパフォーマンス把握や指導は経験値に基づくものなど、感覚的、個人依存が大きく、不透明性が高い部分がありました。我々はその課題に対して、VR+センシングという機能により各投球に対するスイング等を分析し、コンディションを可視化することで、パフォーマンス向上に繋げることを目指しています。 そんな中、果たして、そのソリューションは使えるものなのか?どういったユースケースが有効なのか?、実際にソリューション活用に携わっていたチーム関係者を交え、具体的な活用方法、期待できること、未来のトレーニングの在り方について有識者でディスカッションを行います。 ※里崎智也さんは収録での出演となります。

里崎 智也

野球解説者・千葉ロッテマリーンズ スペシャルアドバイザー

事前収録での参加

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キビタ キビオ

フリーランスライター

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神原 謙悟

Taiwan Rakuten Baseball, Inc. 球団本部副本部長

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荒 智子

株式会社NTTデータ SDDX事業部

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モデレーター

金沢 慧

日本スポーツアナリスト協会 SAJ2022事業運営本部 プロジェクトマネージャー

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INNOVATION TRACK

現場の声から進化する分析テクノロジー 〜 All-In one Technology 〜

分析テクノロジーは、コーチや分析スタッフが必要とするワークフローのニーズから生まれ、その進化が絶えることはありません。スイスアイスホッケーナショナルチームや、テニス界のトップコーチやトッププロ選手の声を拾い上げたテニスアナリストなどのグルーバルな事例に加え、国際大会で実用化されている最先端オートタギングシステムについて日本国内で初めて明かします。さらにはビデオ判定の現場サポートやスポーツアナリストを目指す学校教育などテクノロジーと人が支えるスポーツ界の未来にも目を向けます。

Moon-Seok Chung

Dartfish S.A アジア・中東統括ディレクター

事前収録での参加

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ナビゲーター

藤井 透

株式会社ダートフィッシュ・ジャパン 取締役常務

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INNOVATION TRACK

録画セッション

経験・知識の共有、進化導く原動力を語る 〜カイル・ボディとドライブライン・ベースボールの現在地〜

大学時代、故障でキャリアを断念したカイル・ボディ氏。その経験から、動作解析に興味を持ち、故障予防とパフォーマンスの向上の両立を目指してドライブライン・ベースボールを立ち上げた。早くからデータサイエンスを駆使したアプローチを試みるも、保守的な大リーグの世界では、キワモノ扱い。しかし、大リーグにSTATCASTが導入されてデータ活用が一般的になると、早くからそこに取り組んできたドライブライン・ベースボールがトレンドをリード。地道に積み上げた彼らのノウハウは本来、企業秘密でもあるが、共有することで今の野球がさらに進化すると確信する。今回、そのドライブライン・ベースボールの動向に早くから目をつけていた朝日大学の林卓史准教授と、ソフトバンクホークス GM付データ分析担当の齋藤周氏が、ボディ氏に問う。

Kyle Boddy

ドライブライン・ベースボール 創設者

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林 卓史

朝日大学 保健医療学部/准教授

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齋藤 周

福岡ソフトバンクホークス GM付データ分析担当

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南野 雄一郎

ハイパフォーマンストレーナー&ジャパンビジネスリード

プロフィール詳細

モデレーター

丹羽 政善

スポーツライター

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INNOVATION TRACK

データサイエンスはサッカーをどう変革するのか?~How will data science and AI transform football~

2010年代後半から欧州サッカーのビッグクラブではデータ分析の専門家を採用するチームが劇的に増えた。彼らはデータを取得できるデバイスを導入した上で、データサイエンスやAIに関する知識や経験をサッカーのレベルアップに役立てようとしている。 ビッククラブで働くデータサイエンスの専門家はどのようにサッカーを分析しどのように進化させようとしていたのか。サッカーにおけるデータ分析を牽引してきたFCバルセロナの元データサイエンス部門責任者に大学サッカー部でアナリストとして活躍した後データサイエンスを学ぶ若手アナリスト2人が迫る。

Raúl Peláez

ailite Co-founder & CEO

事前収録での参加 / セッション後に別途ライブQ&Aセッションを予定

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モデレーター

Atom Scott

筑波大学大学院 システム情報工学研究群 修士1年

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モデレーター

内田 郁真

筑波大学大学院 画像情報研究室 学生/元筑波大学蹴球部データアナリスト

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ANALYTICS TRACK

プロ野球におけるNFT事業の展望を語る ~デジタルデータを活用した新規事業と法整備の論点~

欧州のサッカーを中心にしたスポーツベッティングの文化や、米国を中心として発展を続けているファンタジースポーツは産業として拡大を続けており、プロスポーツリーグやクラブの重要な収入源となっている。さらに、近年では米国各州でスポーツベッティングの合法化が進むにつれてデータビジネスが活性化し、NFTに代表されるようなブロックチェーンの技術を使った新規事業も注目を浴びている。本セッションではプロ野球でのNFT事業やデータ活用ビジネスの実例を紹介しつつ、デジタルデータの活用事業を推進する上での論点と今後の展望を語る。

稲垣 弘則

西村あさひ法律事務所 弁護士

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柳沼 克彰

株式会社横浜DeNAベイスターズ ビジネス企画部/部長

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園部 健二

パシフィックリーグマーケティング株式会社 執行役員 事業開発本部本部長

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岡田 友輔

株式会社DELTA 代表取締役

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モデレーター

谷口 誠

日本経済新聞 スポーツビジネスエディター

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ANALYTICS TRACK

スポーツアナリティクス領域における女性活躍のキャリアパスウェイと可能性

日本のスポーツ業界における女性人材の役員クラスへの登用はまだまだ多いとは言えない。ではスポーツビジネスが発展している米国ではどうだろうか?スポーツに限らず、様々な業界のトップランナーとして活躍する女性も増えてきた印象を受ける一方で「スポーツアナリティクス」というニッチな領域ではまだまだ女性が少ないというのが実情のようだ。本セッションでは、この特殊な領域で活躍する2人の女性を招き、そのキャリア観とスポーツアナリティクスの可能性を拡げる上でのジェンダーバランスの重要性を聞く。

Dr. Elizabeth Wanless

Ohio University Assistant Professor; Assistant Director of Analytics; Associate Director of Client Relations (Analytics), CRA

事前収録での参加

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Jessica Gelman

Kraft Analytics Group (KAGR) CEO

事前収録での参加

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細田 真萌

一般社団法人Sport X Initiative

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モデレーター

小倉 大地雄

日本スポーツアナリスト協会 理事

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ANALYTICS TRACK

データ活用最前線:チームや選手のスポーツデータを、企業がモノづくりに使い始めている!?~スポーツ界のDX推進を事例をもとに紐解く!~

従来のスポーツマーケティングは、チームや選手とスポンサー契約を結び、クライアントはその対価を払うビジネスモデルが主流であった。しかしながら、近年、グローバルでは、「スポーツデータ」を利用した新しいビジネスモデル創出の動きが加速してきており、コロナ禍がそれを後押ししている。実際に、スタッツデータや試合速報は、欧米で巨大なスポーツ市場を作っている一方で、選手やチームのヘルスデータやフィジカルデータの活用の動きもでてきている。本セッションでは、選手の生の声やデータを、企業がモノづくりに活かす新潮流が出て来ていることを紹介するとともにその可能性や課題について紐解いていく。

宮田 誠

株式会社ユーフォリア 代表取締役/Co-CEO

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市川 貴洋

博報堂DYメディアパートナーズ・博報堂 ミライの事業室 グループマネージャー

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井熊 駿

オムロンヘルスケア株式会社 国内事業本部事業戦略部商品企画課

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モデレーター

坂本 弘美

スポーツ庁 民間スポーツ担当 参事官補佐

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ANALYTICS TRACK

市民ランナー高速化プロジェクト

少しでも速く走りたい。次の大会でいい成績を残したい。そんな想いを胸に秘めつつ仕事を続けながらコツコツと練習を重ねる”市民ランナー”たちの自己実現を科学でサポートするために活動する2人の陸上コーチがいる。データを活用し市民ランナーを進化させる近未来型ランニングサポートとは何か。なぜこうした活動をスタートさせたのか。2人の陸上コーチが語る。

竹澤 健介

大阪経済大学 スポーツ文化センター

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九鬼 靖太

大阪経済大学 人間科学部 専任講師

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モデレーター

西原 雄一

大和シルフィード 分析サポート担当

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ANALYTICS TRACK

メディカル×コーチングで投手のパフォーマンス改善を図る

スポーツ選手には故障がつきものであり、高いパフォーマンスを維持するためには故障との向き合い方が大切である。戦術やコーチングの課題と比べ、医学の専門知識が要求されるメディカルの領域では選手が主体的に意思決定しづらく、選手の意思を最大限に尊重した治療を行うためには医師と選手の対等なコミュニケーションが欠かせない。本セッションでは、斎藤佑樹投手が馬見塚尚孝医師と取り組んだ新しい治療法の実例をもとにどのようなコミュニケーションで治療方針を決定し、パフォーマンス改善を図ったのかを語り、パフォーマンス改善のためのメディカル×コーチングのヒントを得ていく。

斎藤 佑樹

株式会社斎藤佑樹 代表取締役

プロフィール詳細

馬見塚 尚孝

医療法人野球医学 ベースボール&スポーツクリニック 理事長

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モデレーター

金沢 慧

日本スポーツアナリスト協会 SAJ2022事業運営本部 プロジェクトマネージャー

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ANALYTICS TRACK

スタジアムを満員にするための顧客戦略

Jリーグのスタジアム来場者数は、入場制限やコロナ不安により2021年も厳しい結果となりました。ここから一人でも多くのファン・サポーターの皆さまにスタジアムで観戦いただくため、Jリーグでは顧客起点マーケティングのフレームワークを用いて市場分析と顧客戦略の立案を行ってきました。本セッションではマーケティングの専門家をお迎えして、スタジアム観戦に対する現状の市場分析結果を共有しつつ、Jリーグのこれからの顧客戦略についてオープンに議論していきます。

西井 敏恭

株式会社シンクロ 代表取締役社長

プロフィール詳細

長 祐

M-Force株式会社 代表取締役

プロフィール詳細

笹田 賢吾

公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) マーケティング本部 本部長

プロフィール詳細

モデレーター

濱本 秋紀

公益社団法人日本プロサッカーリーグ マーケティング本部 マーケティング担当オフィサー

プロフィール詳細

ANALYTICS TRACK

アナリティクスを、アタリマエに。~日本ラクロス オープン・イノベーションへの挑戦~

1986年よりカレッジスポーツとして日本で普及してきたラクロスは、戦略性が高くデータアナライズが非常に有効な競技で、海外の事例などを独自に学び0からデータアナライズ班を立ち上げる大学生チームも増えてきています。 そんな中、日本ラクロスのデータアナライズのスタンダードを作り、全てのチームがデータに基づいた活動をアタリマエにできる未来を目指し、株式会社データスタジアムと共同で開発したオープン・イノベーション型のオンライン学習プログラムを、2022年1月より全国のラクロス選手とスタッフ約100名に対して提供しました。この根底にあるラクロス協会のビジョンや実現に至るまでのプロセス、これからの戦略についてお話します。

安西 渉

一般社団法人日本ラクロス協会 理事/CSO(最高戦略責任者)

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佐々木 庸介

一般社団法人日本ラクロス協会 スタッフ

プロフィール詳細

モデレーター

加藤 健太

データスタジアム株式会社 R&D推進チーム リーダー

プロフィール詳細

ANALYTICS TRACK

スポーツアナリティクスの領域整理

スポーツアナリティクスに限らず、データ活用には様々な視点があり、その活用領域も無数にありますが、多くのアナリストは「参考事例を収集して模倣する」ことはできてもゼロからデータの分析や活用の方法を設計することはできていません。本セッションでは、「データ分析の3つの機能」と「リサーチデザイン」という2つの切り口から、様々なスポーツアナリティクスの視点を体系的に整理し、データを課題解決に繋げる方法を考えるための方法論を共有したいと思います。

西内 啓

株式会社データビークル 最高製品責任者

プロフィール詳細

ナビゲーター

久永 啓

岡山理科大学 経営学部 経営学科 准教授

プロフィール詳細

VIRTUAL TRACK

アナリストの新たなポジショニング・ビジネスモデル

SAJ2015にて「アナリストはコストとみなされるポジションから、投資される立場にシフトすべき」という提言がありました。それから7年。アナリストの活動範囲やスポーツ市場の中でのポジショニング、「稼ぎ方」はどんな可能性が見えてきたのでしょうか?サッカーアナリストの第一人者のひとりである杉崎さんとの1on1で、その可能性をじっくり語ります。

杉崎 健

株式会社KSAP 代表取締役

プロフィール詳細

モデレーター

石井 宏司

株式会社ザスパ 代表取締役社長

プロフィール詳細

VIRTUAL TRACK

現役アナリストの苦悩と野望 "Sports Analyst Spotlight"

アナリストになりたい人の背中を押したい。そんな思いから2021年10月、競技の枠組みを超えた現役スポーツアナリストによる配信イベント「Sports Analyst Spotlight」が始まった。今回は自分達に"Spotlight"を当て、イベント発足の経緯とともに、現役アナリストとして今抱えている苦悩とこれからの野望について語る。

木下 倖一

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安 ヘッドオブアナリシス

プロフィール詳細

藤原 稜

日本電気株式会社 NECレッドロケッツ/アナリスト

プロフィール詳細

川口 雄大

公益社団法人日本ホッケー協会 男子代表/アナリスト

プロフィール詳細

モデレーター

豊田 真大

スポーツナビ株式会社 プロダクト企画部

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VIRTUAL TRACK

オリンピアン×研究者で拡げるヒトのパフォーマンス

スポーツを通じて人を繋げエンパワーメントするために、トラック内外で走り続ける横田真人氏。東京2020オリンピック競技大会フェンシング男子エペ団体で金メダルを獲得したのち、現役を退き次のステップを踏み出そうとしている宇山賢氏。人に寄り添い人を高める人間拡張技術研究の最先端で活躍する研究者・村井昭彦氏。2人のオリンピアンと研究者が、トップアスリートからグラスルーツ、ハイパフォーマンスから健康維持、勝つことから楽しむこと、人から街づくりまで、スポーツに関わる人間の「拡張」をテーマに、スポーツの価値を創出する多様な可能性と取り組むべき課題について議論する。

村井 昭彦

産業技術総合研究所 人間拡張研究センター/主任研究員

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横田 真人

TWOLAPS TC 代表

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宇山 賢

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モデレーター

永野 智久

横浜商科大学 商学部 経営情報学科 スポーツマネジメントコース/准教授

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VIRTUAL TRACK

Sports Analyst Meetup の紹介

Sports Analyst Meetup(spoana)はスポーツのジャンルを問わず「スポーツアナリスト」や「スポーツアナリストを目指す人」の情報共有の場として2019年から定期的に開催しているイベントです。スポーツ業界以外に在籍する方も数多く参加し、多種多様なデータ分析に関する知見が報告されています。2021年にはプロラグビーチームの選手に関する実データを用いたイベントも開催しました。本セッションでは、spoanaの企画趣旨・理念に加え、過去の開催事例や成果などをご紹介します。

露崎 博之

Sports Analyst Meetup運営委員会

プロフィール詳細

木下 倖一

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安 ヘッドオブアナリシス

プロフィール詳細

高屋 卓也

株式会社技術評論社 編集者

プロフィール詳細

平 友樹

Sports Analyst Meetup運営委員会

プロフィール詳細

今泉 拓

東京大学大学院 学際情報学府 博士課程

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上原 拓朗

法政大学大学院 スポーツ健康学研究科 修士課程 1年

プロフィール詳細

畑山 慎太郎

株式会社ネクストベース イノベーション企画推進部

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モデレーター

石原 祥太郎

株式会社日本経済新聞社 日経イノベーション・ラボ

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VIRTUAL TRACK

プロサッカークラブの財務分析と経営戦略 〜オトナのスポーツファイナンスゼミ「山田塾」のメンバーがクラブ経営者と語り合う〜

様々なスポーツチームの経営支援に携わる山田聡氏主宰のオンラインサロン「山田塾」のメンバーが、プロサッカークラブの経営者と財務分析、経営戦略について語り合います。「スポーツビジネスの経営的な分析」というテーマはSAJでこれまであまり取り上げてきませんでしたが、プロスポーツ産業の発展のために欠かせない視点です。今回は実際にベルギーサッカー2部リーグ・KMSKダインゼの経営に携わる飯塚晃央氏、今年2月からJ2リーグ・ザスパクサツ群馬の社長に就任した石井宏司氏を交えて、クラブの財務分析に基づく今後の経営戦略を深堀りします。

山田 聡

山田塾 塾長

プロフィール詳細

飯塚 晃央

ACA Football Partners Pte Ltd CFO

プロフィール詳細

石井 宏司

株式会社ザスパ 代表取締役社長

プロフィール詳細

里崎 慎

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社 スポーツビジネスグループ/シニアヴァイスプレジデント

プロフィール詳細

モデレーター

福田 拓哉

山田塾 教頭/九州産業大学 准教授

プロフィール詳細

SCHEDULES

PDFファイルでのタイムテーブルはこちらから
ダウンロードいただけます。

INFORMATION

日時

2022年3月26日(土)10:00-19:00(予定)

会場

CIC Tokyo(現地開催) + オンライン(配信方法はチケット購入者に追ってご連絡致します)

チケット

■CIC Tokyo現地参加+オンライン
【プレミアム】
一般:¥30,000(ドリンク&スナック有)★先着50名限定 ※新型コロナウイルス感染症対策の状況により上限を変更する可能性があります。

■オンラインのみ
【早割】一般:¥6,400/(会員)¥4,800 学生:¥3,200/(会員)¥2,400
※2022/2/28(月)23:59まで

【通常】一般:¥8,000/(会員)¥6,000 学生:¥4,000/(会員)¥3,000
※金額は全て税込。全チケットとも2022/4/30(日)までアーカイブ視聴可。

お問い合わせ

saj2022@jsaa.org

日本スポーツ協会公認スポーツ指導者
更新研修認定事業

日本スポーツ協会公認スポーツ指導者更新研修認定事業
この研修の参加により、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者 資格の更新研修を修了したことになります。 ただし、次の資格については、更新研修を修了したことにはなりません。 [水泳、サッカー、スノーボード、テニス、バスケットボール、バドミントン、 剣道、空手道、バウンドテニス、エアロビック(コーチ4のみ)、チアリー 2 ディング(コーチ3のみ)、スクーバ・ダイビング、プロゴルフ、プロテニ ス、プロスキー、スポーツドクター、スポーツデンティスト、アスレティッ クトレーナー、スポーツ栄養士、クラブマネジャー](2021年4月1日現在) 詳細は日本スポーツ協会のホームページをご確認ください。

下記手順で事前登録の上、合計3時間以上の受講及び事後アンケートにて受講セッションの感想をご提出いただくことで更新研修の実績とみなされます。

日本スポーツ協会指導者資格更新研修への登録方法:
本イベントを指導者資格更新研修に適用をご希望される対象者は、チケット購入時自由記述欄に「JSPO更新研修」と記載の上、以下のGoogleフォームにて情報をご入力ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf_x_sBlMC7p6cv910PFbKXqYKAez7GKHXF66qtal63bxl6xg/viewform

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