「Innovation in Action」というテーマのもと熱気に包まれたSAJ2019
2019年1月26日(土)東京コンファレンスセンター・有明にて、スポーツアナリティクスジャパン2019(SAJ2019)が開催されました。昨年まで慣れ親しんだ日本科学未来館から場所を変え、スポーツ庁受託事業を併催するという新たなチャレンジに今回JSAAは挑みました。
5回目を迎えた今回SAJ2019のテーマは「Innovation in Action」。JSAA渡辺啓太代表理事の開会挨拶で幕を開けると、まさに「ここからイノベーションが生まれる」ことを期待したイベントには、総勢900名を超える多様なバックグラウンドの方々が集まり、会場は例年にも増して熱気に包まれました。
そして「SAJが着実に世の中に浸透し、認知され始めた。」そんなことを感じられる土曜日となりました。過去のそれを圧倒的に上回った#SAJ2019のツイート量もこの事実を物語っています。
スポーツ庁事業として実施した「Sports Open Innovation Networking」
JSAA渡辺代表理事に続き、鈴木大地スポーツ庁長官の挨拶。スポーツ庁が提唱する「スポーツオープンイノベーションプラットフォーム(SOIP)」を形にすべく、SAJ2019と併催された「Sports Open Innovation Networking(SOIN)」について2020年以降を見据えた取り組みであることが語られました。
今回、SOINを併催したことで、過去4回のSAJに比べ、参加者の多様性もより豊かになってきました。今後もスポーツ庁が推進するSOIPを日本スポーツ界に定着させるべく、JSAAも継続的に様々な連携を広げていきたいと考えています。
基調講演には川淵三郎キャプテンが登壇
そして基調講演には、Jリーグ設立、B.LEAGUE立ち上げなどスポーツ界に数々のイノベーションを起こして来た川淵三郎キャプテンにご登壇いただきました。「夢があるから強くなる」と題した川淵氏キャプテンのライブ感溢れる講演に、満員のSAJホールは熱気に包まれました。
そして登壇後にはこんな素晴らしいメッセージをいただきました。
いま日本スポーツアナリスト協会主催の(スポーツアナリティクスジャパンー2019)で基調講演をしました。渡辺代表理事始め30代半ばの人達が、スポーツ界の発展を睨んで企画立案したイベントに千人近くもの人を集め既に5回目を迎えていることに驚くと同時に日本のスポーツ界の将来に少し安堵しました。
— 川淵三郎(日本トップリーグ連携機構会長) (@jtl_President) 2019年1月26日
JSAA関係者が、これまで信念をもって地道に積み上げてきたことは正しかったのだということの裏付け。そして、今後も我々の背中を押してくれる、そんなメッセージです。
今後も川淵キャプテンの期待に応えられるよう、JSAAは一歩一歩着実に前進し、日本スポーツ界の発展に寄与して参ります!
というわけで、SAJ2019が無事終了。今後、各セッションのレポートを随時紹介して参ります!
【メディア掲載情報】
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■ スポナビのデータが解き明かす「新ファンセグメント」と「未来のスポーツメディア」(スポーツナビ 1/22)
■ 脱・eスポーツ後進国の鍵、「日本独自」に商機あり(スポーツイノベイターズオンライン 1/22)
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■ 佐藤琢磨も参加!スポーツアナリティクスジャパン2019開催(サンケイスポーツ 1/26)
■ 川淵氏「500円がどう悪いのか説明してくれよ」日本高野連を猛烈批判(サンケイスポーツ 1/26)
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