日本スポーツアナリスト協会(JSAA)は今年6月10日で、いよいよ設立から10期目に入りました。これまで積み上げてきたものを大切にしながら、新たな時代を創っていくための仲間として、廣澤聖士氏、木村和希氏の2名を新たに理事として迎え入れることとなりました。
廣澤氏にはこれまでもJSAA調査研究委員やSAJ2023実行委員としてご活躍いただいており、研究者としてのアカデミックなバックグラウンドやその実行力で「アナリストの取り巻く環境の社会調査」をリードしていただくなどJSAAの活動をサポートいただいています。木村氏にはこれまでSAJ2023実行委員としての活動を含めオープンセミナーの企画・登壇などで現役スポーツアナリストのトップランナーとして、惜しみなくその知見を共有いただき、またJSAAのコミュニティ発展に貢献していただいています。
10期目に入り、今回の新理事就任によって組織強化を図ります。今後は理事5名体制でよりスピード感を持ってJSAAのミッションを実現すべく邁進して参ります。
廣澤 聖士 新理事のコメント
「第1回SAJ2014への参加がスポーツアナリストを知ったきっかけで、その後のキャリアを形成する重要な出来事になりました。この度理事を拝命したこと大変光栄に存じます。これまでは調査研究委員として関わり、アナリストを取り巻く環境の調査を行ってきました。今後も関連の調査を深めていく他、様々な分野の方々と共創することで業界に新たな風を吹かせられたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」
木村 和希 新理事のコメント
「私は先輩アナリストの方々の活躍を見てプロのアナリストになることを志しました。プロになるまで、そしてプロになってからもJSAAの活動を通じて本当に多くのことを学ばせていただいてきました。そんなJSAAの理事という大役をおおせつかり、誠に恐縮ですがありがたい思いでいっぱいです。これからは理事の一人としてスポーツ界においてスポーツアナリストの価値を高め、スポーツアナリスト界並びにスポーツ界の発展のために尽力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!」
◼️新理事プロフィール
廣澤 聖士(桐蔭横浜大学 スポーツ科学部 特任講師)
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科修了後、㈱アシックスにてデジタル分野の新規事業開発を担当。18〜21年まで国立スポーツ科学センターにてショートトラックスピードスケート日本代表などの映像分析サポートを担当。現職ではスポーツデータサイエンス関連の研究・教育に従事。専門競技はフィギュアスケートで、トラッキングデータを活用した選手のパフォーマンスの定量化について研究を行っている。
木村 和希(三遠ネオフェニックス ビデオアナリスト)
日本経済大学在学中にバスケットボール部のアナリストとして活動を開始。福岡大学大学院スポーツ健康科学研究科を経て、2017から2022シーズンまでBリーグ・千葉ジェッツふなばしのビデオアナリストとして活動。2022年に三遠ネオフェニックスに移籍をし現在三遠ネオフェニックスにおいてビデオアナリストとして活動中。
JSAA会員募集中!!
今後、更にスピード感を持ってJSAAのミッションを実現していくためにも仲間の輪を広げていくことが重要だと考えています。昨年6月10日にスタートした無料の新会員制度では、1年を待たずに登録者500名を突破しました。そしてどなたでも気軽に参加できるコミュニティ「JSAA Lab」にも約400名の方々に参加していただいています。このコミュニティを皆さまと共に育て、それぞれの描く未来の実現に活用していただければ幸いです。
JSAA Labへの参加をご希望の方はこちらから▶︎http://jsaa.org/membership