※ 本イベントは終了致しました。
日本スポーツアナリスト協会は、スポーツアナリティクスを実践してみたい高校生、学生を対象にした対話形式のセミナー、「JSAA スポーツアナリスト入門セミナー」を7月30日(月)に東京都内で開催します。
当協会主催イベントに参加した学生から「スポーツアナリストになるには、まずどうしたらいいのか」「初心者向けのセミナーを開催してほしい」との声をたびたび聞いていたことから、これまで準備を進めてきました。また、学生スポーツの現場にアナリティクスが広がることや、需要が高まる一方のスポーツアナリストを将来の職業として考える学生が増えることは、「次世代スポーツアナリストの育成」を目指す当協会として取り組むべきことの一つと考えています。そのため、これからスポーツアナリストをやっていこう、もしくはスポーツアナリストを始めたばかりだ、という高校生以上を対象に、その第一歩を学んでもらう入門セミナーを開催することにしました。
当日は、バレーボールのアナリストとして経験豊富な渡辺啓太当協会代表理事やフェンシングなどでアナリストを務める千葉洋平理事が、心得や必要なスキルなどを説明。また、筑波大学蹴球部でアナリストとして活躍するスコット・アトム氏も招いて、大学生ならではの工夫などを参加者に近い目線で話してもらいます。受講を希望する方は、学んだことを実践できる場(部活動、サークル、クラブチームなど)を決めている、もしくはすでに持っていることが望ましいです。受講者と講師が対話形式で学んでもらいたいため、応募段階で講師に聞きたい質問を挙げてもらい、その内容や志望動機などを基に20名程度の受講者を選定します。
締め切りは7月23日(月)。記入内容に基づいて選考し、結果は7月25日(水)までにメールアドレスに通知いたします。
渡辺啓太 氏
当協会代表理事、桐蔭横浜大学スポーツテクノロジー学科講師、日本バレーボール協会ハイパフォーマンス戦略担当
1983年生まれ。「ITをスポーツに活用すること」を志して専修大学ネットワーク情報学部に入学し、体育会バレーボール部に所属しながら、独学でバレーボールのデータ分析を始める。在学中の2004年からバレーボール女子日本代表のサポートを開始。2006年の大学卒業後より、公益財団法人日本バレーボール協会に所属し、アナリストを務める。2012年のロンドン五輪では28年ぶりとなる銅メダル獲得に貢献した。2014年には競技の枠組みを超えたスポーツアナリストの連携強化及び価値向上を目指して日本スポーツアナリスト協会を設立。主な著作に『データを武器にする』(ダイヤモンド社)など。
千葉洋平 氏
当協会理事 株式会社LIGHTz所属 日本フェンシング協会アナリスト
1982年生まれ。学生時代はサッカーのGKとしてプレー。2009年より独立行政法人日本スポーツ振興センターにて、フェンシングを中心にスポーツアナリストとして活動。フェンシングにおけるゲーム分析手法を開発し1年に500試合以上の分析を実施。ロンドン五輪では日本のメダル獲得に貢献した。現在は株式会社LIGHTzに所属し、フェンシング男子フルーレナショナルチームのアナリストや日本テニス協会強化・情報委員などとして活動している。
スコット・アトム 氏
筑波大学蹴球部 パフォーマンス局 データ班
1997年生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持ち、小学4年生で来日。地元の少年サッカー団で、本格的にサッカーを始める。中高一貫の東京学芸大学附属国際中等教育学校時代もサッカー部で活動。高校時代にプログラミングと出会い、サッカーの動作分析ツールを開発。筑波大蹴球部では選手として活動しながら、パフォーマンス局データ班の一員として、試合のプレーデータの分析等に取り組む。