JSAA OPEN SEMINAR Vol.10「スマホ時代の分析チームの作り方」

SNSを活用したスポーツアナリティクス

サムネイル

※ 本イベントは終了致しました。

イベント概要

※本イベントは定員に達したため、一般向けの申込み受付を終了いたしました。

2018FIFAワールドカップ ロシア大会のスポーツアナリティクスで注目を集めたのは、最新の戦術でも、テクノロジーでもありませんでした。注目を集めたのは、試合の映像を見ながらリアルタイムで分析を行い、SNSで自らの意見を発表する「アナリスト」たちの存在でした。

SNSで分析を行う「アナリスト」たちの多くは、プロのアナリストではなく、指導者やサッカー関係者ではない人たちです。リアルタイムであっという間に戦術を分析し、SNSのタイムラインは「アナリスト」の意見で埋め尽くされ、監督や選手が懸命にトレーニングし、披露している戦術は、試合中にあっという間に分析されていきました。

これまでのスポーツアナリティクスは、機材やソフトウェアを揃え、専属のアナリストが担当していました。しかし、スマートフォンの普及によって、高額な機材やソフトウェアを揃えなくても、ある程度の分析ができるようになった結果、「機材が買えない」チームや、「アナリストがいない」チームでも、学校のマネージャーやコーチ、あるいは選手自身で分析が出来るようになりました。

本イベントでは、限られたリソースを工夫してスポーツアナリティクスを導入したラクロス日本代表の事例と、プロではないがスポーツのデータや映像分析を行う「ライトアナリスト」の事例を紹介し、新たな分析チームの作り方、SNSを活用したスポーツアナリティクスについて考えます。

プログラム

19:00~19:05:Opening

19:05~19:35:2018ラクロス男子日本代表は限られたリソースでどうやって分析を行ったのか(岩本祐介氏:2018年ラクロス男子日本代表ヘッドコーチ)

19:40~20:10:プロではないがスポーツのデータや映像分析を行う「ライトアナリスト」の取り組み(河野大地氏:株式会社スプライザ デザイナー/アナリスト)

20:15~20:35:Q&A(20分)

20:40~21:00:MeetUp

登壇者情報

登壇者

岩本祐介 氏

2018年ラクロス男子日本代表ヘッドコーチ

高校からラクロスを始め、ミッドフィールダーとして、大学時代に全日本選手権優勝、U19日本代表として世界大会を経験。 日本のラクロスをボトムアップで強化したいとの想いから、学生時代より育成活動に携わり、2008年U19、2013年・15年U22日本代表HCなどを歴任。2016年より日本代表HCとして、 3ヵ年計画にて日本代表の強化を進め、2018年世界大会では46ヵ国中6位、トップディビジョンへの昇格に導く。 多くの選手・スタッフが平日はサラリーマンとして働きながら、土日に効率的なチーム強化を図るためにビデオ分析ツールであるSplyza Teamsを導入。選手自らが映像のタグ付け、 レビューを行いながら、プレーの完成度を高めるコミュニケーションを展開。 世界大会中には、日本代表アナライジングサポーター制度を創設し、学生を中心としたデータ分析協力者と共に各国のスカウティングを実施した。

登壇者

河野大地 氏

株式会社スプライザ デザイナー/アナリスト

宮崎県出身。東京と静岡でWebコンテンツ制作事業に10年間従事したのち、2018年より株式会社スプライザに籍を移しスポーツサイエンスの分野に取り組む。 SNS上でも主にサッカーに関する様々な情報を発信し、シーンが活性化する試みを積極的に行なっている。現在は浜松市在住、子煩悩な4児の父親でもある。

詳細情報

日時
11月19日 19:00-21:00(受付開始18:30-)
場所
BOOK LAB TOKYO (地図
主催
一般社団法人 日本スポーツアナリスト協会
協力
株式会社スプライザ、慶應義塾大学大学院SDM研究科特任准教授 永野智久氏
参加費
JSAA会員 2,160円 一般 4,320円
定員
50名(定員を超えた場合には締め切らせていただきます)
お問い合わせ
info(at)jsaa.org *atは@に置き換える

お申込み