2018年4月27日(金)に東京ガーデンテラス紀尾井町、紀尾井タワーにあるヤフー株式会社内のBASE11にて、JSAA OPEN SEMINAR VOL.8を開催致しました。今回は平昌オリンピックでの金メダル獲得も記憶に新しい、スピードスケート女子団体パシュートを支えた糸川敏彦コーチ、科学スタッフである紅楳(こうばい)英信氏、横山瑠衣氏をお招きし「スピードスケート女子団体パシュートにおける金メダル獲得を支えたスポーツ科学の総合力」と題して、メダル獲得の裏側にあった“リアル”を惜しみなくご披露いただきました。
スピードスケートにおけるビデオコーディネーターの役割を解説
まず、「スピードスケートナショナルチームにおけるビデオコーディネーターの役割と手法」というテーマで、横山氏に講演を行っていただきました。
スピードスケートのナショナルチームにはどのような役割があり、どう関わっているのかなどが語られました。
金メダルを支えたテクノロジーとアナリティクスとは?
続いては紅楳氏による「パシュート団体金メダルを支えたテクノロジーとアナリティクス」という講演。スピードスケートでどのようにテクノロジーを用いて、どのようにアスリートのパフォーマンス向上に役立てているのかなどを語っていただきました。
どちらの講演も最前線の現場で活躍される方の生の声・事例に、皆さん興味津々な様子でした。
※紅楳氏の活動については「Pick Up Analyst」にてご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
どうすれば効率よく戦えるのかを考える(Vol.15 スピードスケート・紅楳 英信 氏)
糸川コーチも加わってパネルディスカッション
最後に行われたパネルディスカッションには糸川コーチ、紅楳氏、横山氏がそろって登壇しました。
モデレーターには筑波大学の河合季信准教授を招き、さまざまな興味深い事例が紹介され、大盛況のセミナーとなりました。
最後に、糸川コーチらによる「質疑応答」が行われて全セッションが終了となりました。
日本スポーツアナリスト協会としては、今後もOPEN SEMINARを通じて、データを活用してよりスポーツを深く理解してもらうための活動を続けてまいります。今後の日本スポーツアナリスト協会の活動にご期待ください。