2018年9月21日(金)にオーストラリア発の国際スポーツアナリティクスカンファレンス「Sports Analytics World Series」が日本初上陸しました。
Sports Analytics World Seriesは2016年にオーストラリアにてスタートし、過去オーストラリアのほか、イギリス、インド、オランダで開催され、今年はアメリカ、中国でも開催が予定されている国際的なスポーツアナリティクスカンファレンスです。Japan Sports Analytics Conference (SAC Japan)として日本初開催される今回のイベントを、ローカルパートナーとして日本スポーツアナリスト協会もサポートし、参加者300名を超える大盛況となりました。
基調講演にスポーツ庁の忰田氏が登壇!
主催者代表のJohn R Persico氏の挨拶後、JSAAからも小倉大地雄理事がご挨拶。その後、スポーツ庁の民間スポーツ担当参事官補佐を務める忰田康征氏が基調講演に登壇。スポーツビジネス推進事業の一端を紹介していただきました。
キーポイントの1つに挙げられたSOIP(Sports Open Innovation Platform)には、JSAAも積極的に関わっていく予定です。
JSAAから千葉洋平理事が登壇 フェンシング代表の取り組みを語る
カンファレンスは計19セッション行われ、JSAAからは千葉洋平理事がHudlのTim Rose氏とともに登壇しました。
「フェンシング競技のSportsCode活用事例~ナショナルチームの取り組み~」と題し、スポーツアナリストとしてどうチームに関わっているのかやパフォーマンス分析作業のフレームワークなどを紹介しました。
世界のトレンドに触れるセッションが多数
その他のセッションにも豪華な登壇者が多数登壇。海外の強豪チームのさまざまな事例が紹介され、世界のトレンドに触れる1日となりました。
日本人セッションも大盛り上がり、展示ブースも充実
日本語セッションもサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表のコンディショニングコーチを務めた早川直樹氏がW杯に向けたコンディション調整の秘訣を語り、多くの注目を集めるなど大盛況。展示ブースではGPSを活用したトラッキングツールや、VRのデモ画面を見るために人々が足を止めていました。
SAJ2019を開催!日程は年明け1月26日(土)
千葉理事は講演の最後に、「SAJ2019 (スポーツアナリティクスジャパン)」を2019年1月26日(土)に開催すると発表しました。SAJはJSAAの年次カンファレンスとして2014年に産声を上げました。毎年12月に行っていましたが、今年はよりパワーアップして1月に開催します。
SAC Japanに勝るとも劣らないコンテンツをお届けしますので、2019年1月26日(土)の予定を空けてお待ちください。