News

2018.9.22

イベント

世界が日本を注目。豪州発の国際カンファレンスが日本初上陸。

2018年9月21日(金)にオーストラリア発の国際スポーツアナリティクスカンファレンス「Sports Analytics World Series」が日本初上陸しました。

Sports Analytics World Seriesは2016年にオーストラリアにてスタートし、過去オーストラリアのほか、イギリス、インド、オランダで開催され、今年はアメリカ、中国でも開催が予定されている国際的なスポーツアナリティクスカンファレンスです。Japan Sports Analytics Conference (SAC Japan)として日本初開催される今回のイベントを、ローカルパートナーとして日本スポーツアナリスト協会もサポートし、参加者300名を超える大盛況となりました。

基調講演にスポーツ庁の忰田氏が登壇!

基調講演に登壇したPersico氏(右)と悴田氏
基調講演に登壇したPersico氏(右)と忰田氏
主催者に続き挨拶するJSAA小倉理事

主催者代表のJohn R Persico氏の挨拶後、JSAAからも小倉大地雄理事がご挨拶。その後、スポーツ庁の民間スポーツ担当参事官補佐を務める忰田康征氏が基調講演に登壇。スポーツビジネス推進事業の一端を紹介していただきました。

キーポイントの1つに挙げられたSOIP(Sports Open Innovation Platform)には、JSAAも積極的に関わっていく予定です。

JSAAから千葉洋平理事が登壇 フェンシング代表の取り組みを語る

カンファレンスは計19セッション行われ、JSAAからは千葉洋平理事がHudlのTim Rose氏とともに登壇しました。

「フェンシング競技のSportsCode活用事例~ナショナルチームの取り組み~」と題し、スポーツアナリストとしてどうチームに関わっているのかやパフォーマンス分析作業のフレームワークなどを紹介しました。

世界のトレンドに触れるセッションが多数

プレミアリーグ・アーセナルのスポーツサイエンティストNav Singh氏
プレミアリーグ・アーセナルのスポーツサイエンティストNav Singh氏

その他のセッションにも豪華な登壇者が多数登壇。海外の強豪チームのさまざまな事例が紹介され、世界のトレンドに触れる1日となりました。

スーパーラグビー・クルセイダーズのフィジカルを管理するSimon Thomas氏
スーパーラグビー・クルセイダーズのフィジカルを管理するSimon Thomas氏
NBAオーランド・マジックのパフォーマンス&リハビリコーチを務めるNathan Spencer氏
NBAオーランド・マジックのパフォーマンス&リハビリコーチを務めるNathan Spencer氏

日本人セッションも大盛り上がり、展示ブースも充実

日本語セッションもサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表のコンディショニングコーチを務めた早川直樹氏がW杯に向けたコンディション調整の秘訣を語り、多くの注目を集めるなど大盛況。展示ブースではGPSを活用したトラッキングツールや、VRのデモ画面を見るために人々が足を止めていました。

 

SAJ2019を開催!日程は年明け1月26日(土)

 

千葉理事は講演の最後に、「SAJ2019 (スポーツアナリティクスジャパン)」を2019年1月26日(土)に開催すると発表しました。SAJはJSAAの年次カンファレンスとして2014年に産声を上げました。毎年12月に行っていましたが、今年はよりパワーアップして1月に開催します。

SAC Japanに勝るとも劣らないコンテンツをお届けしますので、2019年1月26日(土)の予定を空けてお待ちください。