3月27日（金）、Editory神保町にてJSAA会員限定交流会「JSAA Lounge vol.1」が開催されました！大変遅ればせながら、当日の模様をレポートしたいと思います。

第1回目となった今回は「サッカー日本代表戦」を観戦しながら交流を深めるという趣旨。この日行われたキリンチャレンジカップ 日本vs.チュニジア戦は、ちょうどハリルホジッチ新監督の初陣ということで注目の一戦となりました。

試合前には、インフォグラフィクスを用いて滝川有伸氏（データスタジアム社サッカー事業部アナリスト）による新生サムライブルーのメンバー紹介とゲームの見どころを解説。初陣を前にハリルホジッチ監督がどういう意図でメンバーを招集しているのかを紐解きます。やはりプロのアナリストがデータを用いて解説すると納得感がありますね。

試合中には小用圭一氏（Yahoo! Japan スポーツナビプロデューサー）ら有識者たちによる解説（というか、皆さん自由にマイクを持って議論されていました！笑）もあり、居酒屋の延長的なノリもあり。もちろんスポーツアナリストの交流会とあって参加者の皆さんにとっては「データ」という切り口で、サッカーを観て 楽しむという新たな機会となりました。

ちなみにこの日（3/27）はプロ野球の2015年シーズン開幕とあり、サッカーのハーフタイムを利用して、金沢慧氏（データスタジアム社ベースボール事業部アナリスト）による野球解説も入るというサプライズも。サッカー中継の合間にプロ野球のマニアックな解説を聞くことが出来るという、貴重な経験に参加者の皆さんも興味津々。競技は違えどスポーツアナリスト同士、様々な競技を観て、分析して、楽しむ。つながりを感じる瞬間でもあります。

さて、代表戦の方は、後半に主力選手たちがピッチに立ち、得点を重ねたシーンではデータのことはさておき、しっかり盛り上がっていました。やっぱり代表戦、皆さん純粋に応援したくなってしまいますね。サムライブルーはハリルホジッチ監督の初陣を見事白星で飾りました。

第1回目のJSAA Loungeは実験的に行われた企画でもありましたが、基本的には交流会メインで和気あいあいとした雰囲気ながら、要所にデータ活用を体験するためのスパイスを利かせるという趣旨で行いました。日程的なこともあり参加者は20名程度でまだまだ課題もありますが、今後も会員同士の交流を深め、イノベーションが起こる場、そしてなにより参加者が楽しめる場にしていきたいと思います。